上田周辺、長野県情報その2

戸隠神社

戸隠神社は霊山・戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社からなる、創建以来二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社です。
その起こりは遠い神世の昔、「天の岩戸」が飛来し、現在の姿になったといわれる戸隠山を中心に発達し、祭神は、「天の岩戸開きの神事」に功績のあった神々をお祀りしています。
平安時代末は修験道の道場として都にまで知られた霊場でした。神仏習合のころは戸隠山顕光寺と称し、当時は「戸隠十三谷三千坊」と呼ばれ、比叡山、高野山と共に「三千坊三山」と言われるほどに栄えました。
江戸時代には徳川家康の手厚い保護を受け、一千石の朱印状を賜り、東叡山寛永寺の末寺となり、農業、水の神としての性格が強まってきました。山中は門前町として整備され、奥社参道に現在もその威厳を伝える杉並木も植えられ、広く信仰を集めました。

明治になって戸隠は神仏分離の対象になり、寺は切り離され、宗僧は還俗して神官となり、戸隠神社と名前を変えて現在に至ります。

 

その日私は、麓の宝光社から始まり、火之御子社、中社、最奥の奥社と九頭龍社へ参拝する予定でした。

初めの宝光社手前から空気がひんやりと変わったような気がします。

火之御子社は普段でしたら通り過ぎてしまうくらい小さなというか控えめな神社でした。

中社(ちゅうしゃ)は周りに宿坊や蕎麦屋がたくさんあり、少し華やかな印象を受けます。

そして残すは奥社と九頭龍社です。

一番手前の鳥居から雪です。

随神門まで雪道をスニーカーで歩き、その先随神門から約500メートル続く樹齢400年を数えるクマスギの並木も当然雪。

これはこれでいい時期に来たな!と思ってましたが・・・

奥社と九頭龍社へ向かう手前の山道ではさらに雪深く、雪崩が起きる可能性があるので通行禁止ですと規制ロープがあり

あえなく締めくくりの参拝が出来ず残念でした。

また季節を変えて改めて奥社と九頭龍社へは参拝させて頂こうと思います。

写真で見る緑濃い杉並木も素晴らしいですが、雪の杉並木もおすすめです!