あれって本当にバンクシー?

バンクシーあれって本当にバンクシー?と、聞かれることが有ります。

あれとは? 小池百合子都知事がにこやかに記念撮影!その後、そのバンクシーと思われる落書きは防潮扉ごと外されて撤去され、東京都が保管したあれです。

バンクシーだろうと、誰だろうと、落書き行為は平等に器物破損行為なのだから都知事が認めちゃうっていうのはよくないですね。という声が多くありますが今回は、そういう話ではなく本物かどうかという話。

バンクシー作品の唯一の公的認証機関 Pest Control(ペスト・コントロール)は、販売作品に対してのみCOA(証明書)をつけています。

「落書き」が違法行為であることはバンクシー自身もわかっているので、公共の場に描いた絵を認める事はないという事。そもそも覆面画家として活動しているのもそういった理由なのでしょう。

となると、真作の証明が出来ない事になるが、贋作と認められた訳ではない。

実はバンクシーの公式サイトによく似たネズミのステンシルが出てくる。じゃあ、見比べてみようという事で2つを並べてみると東京のネズミは薄くなっているのだがよく似ている。公式サイトのネズミは逆向きになっているので反転させてみると、似ている!というより同じに見える。

ネズミの輪郭が同じに見えるだけでなく、スプレーインクの乗り具合や壁のボルトの位置など見てもやはり一致する事がわかる。

やはりこれはバンクシーの作品であろう!

しかし、バンクシー自身が認めない限りバンクシーの作品だという事が言えないので、今後なにかのきっかけで認められる様なことがあればいいですね。